パナソニック白物家電を北米で重視

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経営再建中のパナソニックは、白物家電を北米でも重視するようです。パナソニックは今期決算で、白物家電事業が営業利益の6割を稼ぐ計画となっており、経営再建には欠かせない存在となっているようです。


利益予想は白物家電がほとんど

お金に注目すると、パナソニックは円安で増収が数千億円の効果が見込め、海外事業は価格競争力が回復しつつあり、市場攻略の手法は注目と言えます。

パナソニックは北米で、白物家電事業を強化する事を日経新聞2013年1月8日11面が報じています。

調理家電を新たに販売

パナソニックは北米で白物家電事業を強化する。今年からドライヤーといった理美容家電やコーヒーメーカーなど調理家電を新たに販売する。(日経新聞)
パナソニックの美容家電は、アマゾンを海外で活用する事を発表しており、米国で販売するようです。パナソニックは、白物家電事業強化のために、北米事業に力をいれるようですが、売上目標にも現れています。

白物家電の売上高増加が目標

2011年度に200億円弱だった白物家電の売上高を、13年度には220億円程度に増やす。テレビなどAV事業が苦戦するなか、白物で収益の下支えを狙う。(日経新聞)
パナソニック海外事業は、インド拠点が完成したと発表していますが、エアコンや洗濯機が含まれており白物家電を重視する姿勢が現れています。

パナソニックの白物家電事業は派手さはないですが、パナソニックは白物家電が利益の6割を占めており、重視している事が分かります。パナソニックの発表は、デジタル家電市場と白物家電市場の市場規模が逆転した事を意識しているかもしれません。

白物家電を展示

米ラスベガスで8日開幕する家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に先立って明らかにした。(日経新聞) 
パナソニックは今回のCESで初めて白物家電を本格展示する。(日経新聞)
パナソニックの白物家電重視は、アメリカの家電見本市でも現れているようです。

美容家電と調理家電の内容

美容家電

美容家電ではドライヤーや美顔器といったエステ関連商品の販売を始める。美容家電では13年度以降に50億円程度の売上高を狙う
パナソニックの美容家電が目標とする売上水準を見ると、7兆円規模の売上高から見ると、占める割合は小さいようです。ただし、パナソニック赤字の原因はテレビ事業などの投資失敗ですが、新たな分野として注目はできそうです。

調理家電

調理家電ではコーヒーメーカーやトースターなどを投入する。
パナソニックの調理家電について触れられていますが、さらに単価の高い製品が受け入れられるのか注目ではないでしょうか。

美容家電と調理家電を見る店舗を出店 

先進的なデザインを取り入れ専門店などで売り出す。実際に美容・調理家電を見てもらうための店舗をこのほどニューヨーク・マンハッタン近郊に開いた
パナソニックが開いた店舗がどういったものか気になりるところですが、本格的に美容家電や調理家電に力をいれていくことの意思の表れでしょうか。

パナソニックは白物家電を、北米事業で重視していくようですが、来期の決算予想でどこまで織り込むのか注目ではないでしょうか。
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