パナソニック、プラズマ事業のリストラ
パナソニックは、プラズマ事業のリストラを急速に進めており、徐々にですが変化が現れつつあります。パナソニックのプラズマ事業の動向について、興味のある方はご参照。パナソニックは、リストラを進めていますがテレビ事業に変化が少しずつ出ており、組立事業は黒字化を達成しています。パナソニックがプラズマのリストラを、海外工場の整理で進める事を、産経新聞2013年1月11日が報じています。
上海のプラズマテレビ生産子会社を清算
パナソニックが、中国・上海のプラズマテレビ組立工場の稼働を停止したことが11日、分かった。稼働停止に伴い工場は閉鎖、生産子会社を2013年中に清算する。従業員は退職する。(産経新聞)パナソニックは、前経営陣の投資失敗により、業績と手元の現金を失いました。パナソニックのプラズマテレビ事業は、投資失敗の象徴でしたが、津賀社長の下で急速に事業整理が進んでいます。
中国工場の無駄と生産集約
上海工場の組立機能は、中国・山東省の液晶テレビ組立工場に集約する。(産経新聞)
上海の工場は01年に稼働した。プラズマパネルの生産とプラズマテレビの組立を担ってきたが、パネル製造は既に終了、尼崎工場(兵庫県尼崎市)で製造したパネルを使っていた。(産経新聞)パナソニックは、液晶テレビの組立工場とプラズマテレビの組立工場が、中国の別々の場所にあったようです。パナソニックのテレビ事業は、液晶テレビとプラズマテレビの両方を行っていましたが、その弊害がここでも現れています。
パナソニックは、投資失敗による現金喪失と社員リストラの痛みを伴っています。パナソニックの評判について津賀社長と中村相談役が報じられていますが、投資失敗による業績悪化をどのように感じているのでしょうか。 スポンサードリンク
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