パナソニック倒産寸前 格付け格下げ

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パナソニックの格付け格下げにより、投機的水準の手前となった。財務が痛んでおり、ある種、倒産寸前であると見られていると言っても過言ではないだろう。

ムーディーズがパナソニック格下げ

ムーディーズ・ジャパンがパナソニックの長期発行体格付を「Baa1」から2段階引き下げ。 2012/11/20 17:57  【共同通信】
パナソニックの格付けが、格下げされたことが発表された。

今回の格下げにより、投資適格の中で、最も低い水準となってしまった。ファンドの中では、格付けが投機的水準であるものは、運用対象外とする方針のところもあるであろう。

パナソニックにとっては、正念場であると言える。

銀行とは融資契約済

パナソニックの資金繰りへの影響であるが、パナソニックは、銀行と融資枠契約(6000億円)を締結しており、市場からの資金調達は必要なさそうだ。

パナソニックは中間決算大幅赤字を発表するよりも前に、資金調達の計画をまとめており、問題はなさそうだ。

パナソニック倒産寸前のときから住友銀行の恩に報いる形で、メインバンクと強固な関係を築いており、シャープとは違う。突然、資金がショートすることもなさそうだ。

パナソニックのCDS

今回の格下げを受けて、CDS市場への影響が気になるところだ。
パナソニック倒産懸念により、CDS比較を行うと、シャープとともに緩やかではあるが、数値の上昇がみられた。

これをもとに、パナソニック倒産確率を単純に計算すると、5年で10%前後である。

明日以降、CDSの数値にも変化が見られるのか、注目かもしれない。

パナソニックは倒産回避のため、リストラ1万人を発表、倒産防止の人員削減をまとめている。今回、パナソニックは、格付け格下げが行われたが、新たな施策を発表するのか注目かもしれない。
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