パナソニック ボーナス2013をリストラ

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パナソニックがボーナスを2013年にリストラすることを発表しています。パナソニックは、社員のリストラや賞与削減を行っていますが、役員は多額の退職金を受け取っており、大赤字の責任を社員が負った形ですね。

(1)パナソニック社員のリストラと役員報酬

パナソニックは社員のリストラを業績悪化で行っていますが、追い出し部屋を用いたリストラが話題になりました。パナソニックは社員のリストラと並行して資産売却を進めており、保有株の売却で手元資金の捻出を進めています。

パナソニックの社員はリストラで、多数の社員が退職していますが、役員は多額の退職金を得ており、社会的に厳しい目が向けられていますね。

(2)賞与を平均2割削減

パナソニックのボーナス2013をリストラについて、2013年7月23日の時事通信が、一時金2割削減で合意=諸手当も圧縮―パナソニックを報じているので見てみましょう。
パナソニックが、2013年度の従業員の一時金について、平均2割削減することで労働組合と合意したことが22日、分かった。
パナソニックが賞与の削減で労働組合と合意したようですが、労働条件の変更により社員の給与が大きく下がるようですね。

パナソニックは業績悪化で、リストラを進めてきましたが、役員が多額の退職金を受け取る中で社員の給与が減少していることが分かります。

(3)労働時間延長や手当の削減

また、14年3月まで所定労働時間を1日当たり15分延長し賃金を実質的に数パーセント削減することや、残業や出張の手当を減額することでも労使は合意。既に適用を始めた。
パナソニックはボーナス削減の他に、労働時間延長や手当の減少により、人件費の削減を進めていることが分かります。
  1. 労働時間の15分延長 8時間労働で15分の残業代削減とすれば5%前後の効果
  2. 残業の削減 残業時間の生産性について
  3. 出張手当の減額
パナソニックは人件費の削減でリストラを行っていますが、パナソニック役員報酬15億円の高コストを社員が負担する形となっていますね。

(4)ボーナスは事業部門ごとの業績連動

パナソニックの一時金は、事業部門ごとに業績に連動して決める。
パナソニックのボーナスは、事業部門ごとに業績連動するようですので、プラズマテレビなどを抱える家電部門は、大きく削減されるのかもしれないですね。

(5)パナソニックの大赤字と賞与

春闘で労組側は、電機連合の統一要求である賃金4カ月分以上の一時金の確保を求め、いったんは要求通り妥結したが、会社側が追加削減の協議を申し入れ、交渉を続けていた。 
パナソニック労働組合はリストラによる雇用削減に対して目立った成果はないですが、会社が経営危機の中で賃金4か月分以上のボーナスを要求しているようですね。

パナソニック年収引き下げとリストラを見ると、平均年収は790万円となっていますので、かなりの金額であることが分かります。パナソニックの労働組合が、社員のリストラとボーナス要求を考慮したのかは不明ですが、労働組合が機能していないことが分かりますね。

パナソニック群馬三重で回路基盤事業リストラを発表しており、国内事業の再編が続いていることが分かりますね。
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