パナソニック年収引き下げとリストラ

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パナソニックは年収引き下げを検討しており、経営再建のために、経営陣が過去の経営陣が行えなかったことを行おうとしています。パナソニック労働組合の行動が注目されますが、追い出し部屋に対して、どのような対応をしてきたのかも気になるところですね。

(1)パナソニック財務悪化とリストラ

パナソニックは、中村改革の失敗により多数のリストラと多額の現金を失いました。パナソニックは、経営再建に向けてリストラに取り組んでいますが、過去の業績悪化時に賃金カットが行われておらず、津賀社長が経営再建に向けて踏み込んだようですね。

(2)パナソニック組合員の賃金カットは初

パナソニック年収引き下げ検討について、日経新聞2013年3月14日1面が報じているので見てみましょう。
パナソニックが従業員の賃金カットを検討していることが13日、明らかになった。削減幅は数%とみられ今後、労働組合に協議を申し入れる。組合員の賃金カットは初めて。具体的な内容は今後の労使間協議によるが、実施期間は1年を軸に調整するとみられる。
パナソニックは業績悪化により、追い出し部屋パナソニックのリストラ(1)が注目を集めましたが、賃金カットは行われていなかったようですね。

パナソニックは7000億円の赤字を計上していますが、過去の経営陣に危機感が薄かったことが、賃金カットが行われていなかったことから分かります。

(3)賃金体系は維持

パナソニックの労使交渉では13日、経営側が定期昇給に相当する賃金体系の維持を労組に回答した。しかし韓国サムスン電子などとの競争激化しており、来期以降の業績回復を確実にするには、固定費の一段の削減が必要と判断した。
パナソニックは賃金体系は維持するようですね。パナソニック年収と組合で、以前とりあげましたが、パナソニックの年収について見てみましょう。
  • 2012年3月31日現在
  • 年収(平均年間給与) 790.6万円
  • 平均年齢 44.0歳
  • 平均勤続年数 22.1年
  • 従業員数 51,611人
パナソニックが7000億円を超える大赤字であり、7万人を超えるリストラを行っていることを考えると、低くはない給与水準に思えますね。パナソニック ボーナス2013をリストラしており、賞与や手当の削減を含めると、社員の給料は大幅に削減されてそうですね。

(4)シャープのリストラと追い出し部屋

シャープ社員のリストラと追い出し部屋について見ると、パナソニック以外の電機メーカーも海外企業との競争で業績が悪化していることが分かります。

シャープやパナソニックの労働組合が、リストラや賃金だけでなく、追い出し部屋に対してどのような対応を行ってきたのか、気になる方は多いのではないでしょうか。

(5)パナソニックと海外電機メーカーの競合

同社は02年度に従業員の定期昇給を凍結。近年はテレビや半導体部門を中心に数万人単位の人員削減に取り組んできたが、競合するアジア企業に比べ高いとされる給与引き下げも課題だった。組合側が反発するのは必死で賃金カットを巡る協議は難航も予想される。
パナソニックは海外電機メーカーとの激しい競争により業績が悪化していますので、経営者は対応を迫られていますが、過去の経営者は抜本的な改革に踏み切れなかったようです。
パナソニックの労働組合で気になるのは、賃金のカットだけでなく追い出し部屋に対して、労働組合がどのような対応をとっていたのかです。パナソニック年収引き下げ検討への対応だけでなく、労働組合は他の事にどう対処するのかも気になるところですね。
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