パナソニック倒産懸念 CDS比較

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パナソニックが業績悪化により倒産懸念が囁かれている。電機業界のCDSを比較すると、パナソニックの一定のポジションが見えてくる。


パナソニックCDS

パナソニックのCDS、上の画像が半年、下の画像が3月だ。

比較すると、じりじりとCDSの値が上昇していることが分かる。さらに、10月に入ってから一気に急騰していることが分かる。なぜここまで上昇したのか。

業績の悪化

最大の要因は、パナソニックが中間決算大幅赤字を計上したことであろう。パナソニックは、業績悪化による市場からの資金調達を懸念。
パナソニックは銀行と融資枠契約を締結、6000億円の融資枠を締結している。

銀行から資金を確保

パナソニックは倒産寸前のときに住友銀行が支援したことがあるが、今回の融資契約でも三井住友銀行が融資枠の引き受けでは、トップとなっている。比較対象として、シャープがあげられるが、メインバンクと良好・強固な関係にあるのも一つの違いであろう。

CDS比較

シャープ


SONY


NEC


富士通

パナソニックとこの3社のCDSを比較すると別のものも見えてくる。
  • パナソニックはシャープよりCDSの値がかなり低い
  • パナソニックとSONYとCDSの値はそれほど変わらない
  • NECはCDSの値が減少傾向
  • パナソニックは富士通よりCDSの値が高い
パナソニックの倒産懸念により、CDSが急騰したが、競合他社とCDSの数値を比較すると、一定のポジションが見える。今後の続報によっては、数値の変動も考えられることから、注視が必要であろう。
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