(1)パナソニック事業売却
パナソニックは経営再建のために、事業売却を加速させています。パナソニックの東京ビルは、旧パナソニック電工のパナソニック東京汐留ビル売却検討が報じられていましたが、他のビルは昨年末に売却が完了していたようです。パナソニックは、子会社の売却を人員削減と平行して進めています。パナソニック決算発表2012年第3四半期 黒字の理由を見ると、リストラによる業績改善効果が現れて黒字になったのではないでしょうか。
(2)東京の不動産を2012年末に売却済み
パナソニックの東京ビル売却について、ロイター通信が2013年2月6日にパナソニック、旧東京支社の御成門ビル2・3号館を売却=関係筋と報じているので見てみましょう。パナソニックが、地下鉄御成門駅前にある旧東京支社の「東京パナソニックビル2号館(東京都港区芝公園)」と「東京パナソニックビル3号館(同)」の2棟を昨年末までに売却していたことがわかった。パナソニックは、2012年末に東京のビル2棟を売却していたようですね。
(3)ビル売却金額は100億円弱
関係筋によると売却額は2棟で100億円弱。パナソニックは、ビル売却で100億円近くのお金を手にするようです。
(4)パナソニックのビル売却先と時期
東京パナソニックビルは1―3号館があり、地上5階建ての2号館は昨年11月に三菱地所に売却し、地上8階建ての3号館は昨年12月に野村不動産に売却した。地上13階建ての1号館はすでに住友不動産と共有するかたちで証券化している。東京パナソニックビルの売却先と時期についてまとめると以下のようになります。
- パナソニックビル1号館 住友不動産と証券化済み
- 2012年11月 パナソニックビル2号館 三菱地所に売却
- 2012年12月 パナソニックビル3号館 野村不動産に売却
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