パナソニック 津賀一宏社長「われわれは負け組」

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パナソニックの津賀一宏社長が「われわれは負け組」との発言が波紋を呼んだ事を、覚えている方も多いであろう。パナソニック・ソニー・シャープといった、日本を代表する企業が苦境に陥っているが、それを象徴する発言と、とらえた方も多かったのではないであろうか。


業績の下方修正と社長発言

2年続けて7000億円を超える最終赤字の見通しとなった「パナソニック」の津賀一宏社長は東京で記者会見を開き、「われわれは本業で負け組になっていると言わざるを得ない」と述べるとともに、ヨーロッパのスマートフォン事業から撤退するなど、採算が悪化した事業を見直すことを明らかにしました。 
上記は、10月の記者会見についてNHKで報道されたニュースだ。少し古いが、記憶に残っている方も多いであろう。ある意味、パナソニックの低迷を象徴する一言であったと言えるかもしれない。

パナソニックの業績推移

このパナソニックの業績推移を見ると分かりやすいであろう。
業績の詳細については、パナソニック中間決算大幅赤字で説明しているが、業績予想を見ると、最終損益だけでなく、売上高も大きく落ち込んでいる事が分かるであろう。


パナソニックの業績悪化であるが、競合であるシャープも業績悪化が激しい。シャープも倒産危機と言える、大幅な赤字を計上している。

さらに、ソニーも倒産危機の格付となっており、業界全体が苦境に陥っていると言える。

ある意味、パナソニック、シャープの大幅赤字、ソニーの格下げは、日本の電機メーカー苦境の象徴と言えるであろう。パナソニック津賀一宏社長の「われわれは負け組」という発言は、そういった点からも、特に反響を呼んだのかもしれない。

パナソニック新卒採用と入社式を見ると、津賀社長はこのとき話題になったことを意識して、新入社員に訓示を行ったのかもしれないですね。
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2 件のコメント:

  1. 欧州の地方都市の大型電気店に行くと、並んでいるのは欧州メーカーと韓国メーカーの商品だけなんですね。日本の商品は無し。小国の地方都市にまで営業に行くという努力をしているかどうか…で負けているのではないかと思っています。

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    1. >匿名さん。
      おはようございます^^
      情報深謝です。何とも悲しい限りですね。

      韓国メーカーのある意味、強さと言うべき点なのでしょうか?そういった町が、アマゾンでどの程度の割合が商品を買っているのかも、個人的に気になりました^^

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