自民党安倍総裁の発言
冒頭の画像は、為替が90円、日経平均が10000円を超えていた頃である。民主党政権下で、80円前後の円高が続いていたが、自民党安倍総裁の発言で円安が進行している。
2012.11.26(月) (2012年11月22日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
一番大きな圧力を掛けているのは安倍晋三氏、来月の総選挙後に連立政権を率いる可能性が高い野党の党首である。日銀を攻撃する安倍氏は、高いインフレ目標の設定と、「無制限」の緩和、円安誘導策の実施を約束している。きっかけは、自民党の安倍総裁の発言である。安倍氏は自民党の総裁であるが、次回の総選挙で自民党が第一党に返り咲く可能性が高く、その言動に注目が集まっている。
発言のポイントは下記。
- 高いインフレ目標の設定
- 「無制限」の緩和
- 円安誘導策の実施
安倍氏の発言がきっかけで円安に
6日間で4%以上値を下げてきた円相場は、11月21日には4月以来初めて1ドル=82円台に下落。円はこれで、過去1カ月間で下げ幅が最も大きい主要通貨になった。安倍総裁の発言により、為替が大きく円安に触れているのがこの内容で分かる。
ポイントは下記。
- 6日間で4%以上値を下げた
- 11月21日に4月以来初めて1ドル82円台に下落
- 過去1カ月間で下げ幅が最も大きい主要通貨になった
パナソニック格付が投機的水準で倒産危機である事が示唆されているが、本業によい影響を期待したいところだ。
投機筋は円安を予想
もっと差し迫った懸念は、円売りのセンチメント(市場心理)が行き過ぎているように見えることだ。アブソルート・ストラテジー・リサーチが集計している世論調査の調査によると、円売りのセンチメントがこれほど強くなったのは過去5年間で1度しかなく、投機筋のポジション(持ち高)は危険なほど円の空売りに振れている。フィナンシャルタイムズは、円売りを予想する声が、5年に1度のレベルにまで高まっていることを指摘している。危険なほど円の空売りに触れているとされているが、今までが円高過ぎただけではなかろうか。パナソニックは、人員削減をまとめたところだが円安で業績回復を期待したい。
為替レートは、この記事を書いてから大きく円安ドル高に進んでおり、パナソニックなどの輸出企業は赤字額を大幅に減らしています。パナソニック白物家電 円安で国内生産増加することを検討しており、政権交代で超円高政策が是正されており、国内雇用の増加に結びつきそうですね。 スポンサードリンク
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