パナソニック株主総会2013内容

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パナソニック株主総会2013年の内容を見ると、1兆円を超える赤字と70000人リストラの原因となった役員に18億円の退職金を支給したことを、株主が批判しています。

(1)パナソニック社員のリストラと役員退職金

パナソニック社員はリストラのために追い出し部屋が活用されており、買収した三洋電機もリストラにより、事実上の解体となっています。パナソニックのリストラや三洋電機買収を行った役員を見ると、役員は経営失敗しましたが18億円の役員退職金を受け取りながら社内に残っています

パナソニックの株主総会で、役員退職金に対する批判がでていますが、NHKでは報道されていないようですね。

(2)パナソニックの株主総会で社長が謝罪

パナソニック株主総会2013内容について、2013年6月26日のNHKが、パナソニック 2期連続赤字で陳謝を報じているので見てみましょう。
大手電機メーカー、「パナソニック」の株主総会が開かれ、津賀一宏社長は、2期連続で7000億円を超える最終赤字となったことを受け、「経営陣一同、責任の重さを痛感している」と述べ、陳謝しました。
パナソニックは業績が大きく悪化していますが、パナソニックの社長が株主総会で株主に謝罪を行っています。パナソニックの配当は、無配に転落していますが、財務状況とリストラについて見てみましょう。
パナソニックは経営失敗により2兆円を超える資金を喪失していますが、70000人の社員リストラを行っています。パナソニックの財務状態は、格付会社が投機的水準であると判断しているため、現在の格付では低金利での社債発行は事実上、不可能になっています。

(3)パナソニック株主総会の状況

「パナソニック」の株主総会は、26日午前10時から大阪市内で開かれ、4500人余りの株主が出席しました。 
株主総会で津賀社長は、「経営陣一同、責任の重さを痛感している」と述べ、陳謝しました。
パナソニックの株主総会は、大阪で開催されましたが大赤字のため、社長が謝罪しています。パナソニックの業績を見ると、直近の2期で1兆5000億円を超える赤字ですので、株主に謝罪するしかなかったようですね。

(4)パナソニックの経営方針

そのうえで、赤字となっているテレビや携帯電話、それに半導体の事業の黒字化や、自動車メーカーなど企業向けの事業の強化などで経営の立て直しを図る方針を説明し、株主に理解を求めました。
パナソニックは自動車部品事業の強化を発表していますが、事業強化を表明する一方で、同時にリストラを行っています。
パナソニックの説明を見ると、リストラを行っているのは三洋電機が保有していた事業の可能性がありますが、三洋電機を数千億円で買収したことは利益を全く生まずに大失敗でしたね。

(5)パナソニック役員は巨額の退職慰労金

これに対して出席した株主からは、「巨額の赤字を出した役員の経営責任は重大だ」といった経営責任をただす意見が相次ぎました。
パナソニック役員は、プラズマテレビへの投資や三洋電機の高額買収など、謎の投資により巨額の赤字を計上しています。パナソニック株主総会2013年の内容を見ると、役員が経営失敗したのに、18億円の退職慰労金支給は批判が出ていますが、元役員は返上していないですね。

パナソニック保有株売却種類とリストラを見ると、株式売却で資金を捻出していますが、役員退職金に使われたと言われても仕方がないですね。パナソニック役員退職金の内訳ですが、パナソニック役員報酬15億円を松下家が受け取っており、経営に失敗した役員が一人当たり1億円以上を受け取っている計算になります。

パナソニック2014決算黒字の理由をまとめましたが、アベノミクスによるラッキーを上手に利用して経営改革に目処をつけています。パナソニックは2013年の株主総会で批判を集めましたが、2014年の株主総会は株価上昇と業績改善により、納得している株主が多いと言えそうですね。
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