(1)パナソニック会長のリストラ 相談役と社長の評判
パナソニックは会長がリストラされましたが、業績悪化の責任をとらされた形になったのでしょう。パナソニックは70000人の社員をリストラしていましたが、中村相談役は責任をとっておらず、聖域化しているのかもしれないですね。
(2)パナソニックが役員報酬を削減
パナソニック会長と社長の年収がリストラ対象になったことについて、2013年4月17日の朝日新聞が、パナソニック会長・社長の報酬半減へ 他の役員も2割減を報じているので見てみましょう。2期連続で7千億円超の赤字を見込むパナソニックが、7月から社長と会長の役員報酬を2012年度の水準から半減させることがわかった。ほかの役員も2割減らす。パナソニックは、社長と会長の役員報酬を半減、他の役員の報酬を2割削減するようですね。経営失敗により、パナソニック借金1兆円 2兆5千億円喪失(4)しており、大赤字が続いていますので、当たり前ですね。
パナソニック大坪会長がリストラで退任しましたが、株主や従業員の犠牲に対して、役員の報酬に手をつけていなかったようですね。
(3)社員の給料リストラ交渉
経営陣が責任をはっきりさせることで、労働組合と協議中の従業員の賃金削減についても理解を得たい考えだ。パナソニック年収引き下げとリストラを社員と交渉していますが、役員報酬で理解を得ることも目的のようですね。
(4)赤字会社の役員に巨額の役員報酬
パナソニックは業績悪化を受けた09年、社員の大幅リストラとともに、役員報酬を1~2割減らした。この水準は12年度も続いており、今回はそこからさらに削る。パナソニックは大赤字ですが、役員は巨額の役員報酬を貰い続けていますので、金額について第105期 有価証券報告書有価証券報告書を見てみましょう。
- 取締役(社外取締役を除く) 21人 役員報酬等の総額1,081百万円
- 監査役(社外監査役を除く) 3人 役員報酬等の総額69百万円
- 社外取締役 2人 役員報酬等の総額28百万円
- 社外監査役 3人 役員報酬等の総額42百万円
- 中村邦夫 相談役 133百万円
- 大坪文雄会長 113百万円
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