パナソニックと石川遼のスポンサー契約は、終了方針が決まったようだ。パナソニックは業績悪化により経営再建を進めているが、広告宣伝費も聖域を設けずリストラを行うようだ。
経営再建中のパナソニックであるが、先日、吉瀬美智子がパナソニックのCM女優からリストラの噂があることを紹介した。どうやら、それだけに留まらず、石川遼とのスポンサー契約についても契約解消を行うようだ。
石川遼と5年間の契約解消
▲遼と今季限り パナソニック契約更新せず日刊スポーツ 2012年12月13日8時55分 紙面から
総合家電メーカーのパナソニック(本社・大阪府門真市)が、08年から結んでいたプロゴルファー石川遼(21)との所属契約を今季限りで解消する方針を固めたことが12日、分かった。業績悪化に伴う経営合理化の一環で、丸5年での撤退となる。パナソニックは、プロゴルファーの石川遼との契約解消する方針を決めたようだ。パナソニックは、石川遼と5年間の契約を結んでいたと報道されている。
石川遼は現在21歳であるため、15歳の時からスポンサー契約を結んでおり、プロ契約はかなり早く感じる。
プロ契約の締結が早いという事は、有望な選手であったという事を示しているが、国内ツアー、海外ツアーでの実績を考えると、最早、スターである事に異論を挟む人はいないであろう。
主催ツアー打ち切り スポーツとの関わりを縮小
パナソニックオープン打ち切り
08年から続けてきた男子ツアーのパナソニックオープンも、来季を最後に打ち切る方向で最終調整していることが判明。パナソニックは、石川遼と契約解消を行うようだが、ゴルフの主催ツアーからも撤退するようだ。パナソニックが、ゴルフとの関わりを薄くする姿勢が鮮明に思える。どうやら、ゴルフだけに留まらず、他のスポーツにも影響がでている。
女子バトミントン部と男子バスケットボール部は休部
既に女子バドミントン部と男子バスケットボール部を今季限りで休部することを決めた同社だが、スポーツ部門縮小の波はゴルフ界にも及んできた。パナソニックは社会人スポーツについても積極的であったが、撤退を進めている。企業スポーツよりもお金のかかるプロスポーツ撤退の流れは、ある意味、必然なのかもしれない。
パナソニックは、ガンバ大阪撤退は否定しているものの、今季J2降格が決定しており、早期の昇格が望めない場合、スポンサーを続ける事は困難になるのかもしれない。
契約金額は5年5億円
08年1月当時は高校1年生だった石川と、5年5億円(推定)という破格の条件で所属契約を結び後方支援してきたが、内外で加速するリストラの流れを止められなかった。現在、パナソニックは、中間決算大幅赤字であり、業績に余裕はない。石川遼選手との契約金額は、5年5億が推定金額として報じられており、金額と効果が見合ったのかどうかがネックとなった可能性があるのかもしれない。
今回の報道を見る限り、昨年度決算も多額の赤字であったが、契約解消は今年であったようだ。昨年度に契約解消は検討されなかったのか、少し気になるところだ。
パナソニックが石川遼と契約終了する方針を固めたようだが、パナソニックが業績回復のために聖域を設けない姿勢が現れているのかもしれない。パナソニックTBSドラマ枠とCMリストラを発表しており、テレビのドラマ枠やゴルフ選手との契約など、効果が不明なものを契約終了することが加速しそうだ。
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